FXに限らず収入があれば税金が発生するわけですが、
節税して少しでも支払う税金は減らしたいですよね。
ここではFXでできる節税対策をいくつか紹介します。
FXで利益が出た場合、雑所得という分類になり、
その所得を獲得するために生じた必要経費の計上が認められています。
その経費を確定申告の際に届け出ることで、
収入の総額から必要経費分を差し引くことができます。
つまり、税率がかかる金額を少しでも減らすことができるということです。

必要経費に計上できる代表的なものを見てみましょう。
-通信費-
FXの取引は主にインターネットを使って行われます。
また、取引会社に電話で問い合わせたり、郵送で書類を発送した場合など、
該当するプロバイダ料金、電話代、郵送代は必要経費になります。
-書籍代、新聞代、関連雑誌代-
一般の新聞やFXに関係ない本はダメですが、
為替に関する新聞、本、雑誌は、必要経費になります。
-筆記具、消耗品-
ボールペンやノート、または必要書類をプリントアウトするための印刷用紙など、
一般的には、100,000円未満の物品の取得費を必要経費にすることができます。
-交通費-
FXに関するセミナーに出かけた場合など、
バス、電車料金、タクシーなどの交通費を
必要経費として計上することができます。
これらの必要経費を計上するには、バスや電車など、
領収書がもらえない場合を除いて証明となる領収書が必要です。
少ない金額でも、積もり積もればバカにできない金額になります。
申告は少し面倒になりますが、とりあえず領収書をとっておくようにしましょう。
※注意
なお、FXの税については、まだ不確定な部分もあり、
税務署によって取扱がバラけることもありますので、上記に書いてある項目でも、
必要経費として計上できるかどうか、最寄の税務署に事前に問い合わせてください。
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