スプレッドは、簡単に言うと
「取引に掛かる手数料」です。

外貨を買った値段(買値/Ask)と売った値段(売値/Bid)の差額をスプレッドと呼びます。

例えば1ドルを売る時は100円10銭、買う時は100円11銭の場合、この差額の1銭をスプレッドと言います。

このスプレッドはFX会社から見ると「利益」となり、FXユーザー側から見ると「取引手数料」となります。

スプレッドが狭い(手数料が安い)ほど低コストで取引でき、有利な条件でFXをすることができます。

FX取引においてスプレッドは非常に重要です。
FX会社毎の違いのチェックはもちろん、キャンペーン開催中などの情報を上手く活用することでお得に取引をすることが出来ます。

FXが初めての人は、

FX会社をじっくりと比較

「売ったり買ったりする値段は同じじゃないの？」と最初誰もが考えてしまうと思います。

例えば、古本屋では「買取価格」と「販売価格」があり、この差額がお店の利益になります。FXでも同じように、買値と売値の差(スプレッド)がFX会社の利益になっています。

FXでの取引単位は通常1万通貨です。

①スプレッド0.3銭のFX会社の場合は
0.003(0.3銭)×1万通貨＝手数料30円。

②スプレッド1銭のFX会社の場合は
0.01(1銭)×1万通貨＝手数料100円。

このように大きな違いが出ます。

FXはレバレッジの影響によって、資金の最大25倍までの取引が可能です。つまり、1万円で25万円の取引をすることができます。

少ない資金で大きな投資をできるのがFXの魅力ですが、その分取引額が大きくなり手数料も多くなります。

また、FXは取引回数が多くなりがち。
取引回数が多くなる短期売買では特にスプレッドに注目しましょう。

例)
1日の取引回数10回
1回に10万通貨(米ドル)の取引
30日間取引した場合

①A社　スプレッド　0.5銭
0.005×10回×10万通貨＝1日の手数料5千円
⇒5千円×30日＝手数料1万5千円

②B社　スプレッド　1銭
0.01×10回×10万通貨＝1日の手数料1万円
⇒1万円×30日＝手数料30万円

取引回数が多くなるとこのように差が出てきますので、
取引を多くこなす場合は重要になります。

FXには無料で練習できるデモトレードという機能がありますので、まずは実際に取引をしてみてスプレッドを体感するのもおすすめです。

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